資産運用の間違ったイメージと、ほったらかし運用

大切なおカネを運用するのに、「ほったらかし」という言葉は、ふさわしくないと思われる方も多いと思います。決して、「完全放置でも大丈夫」、「勝手に資産が増えて行く」ということではありません。伝えたかったのは、マーケットの変動や投資先の資産の値動き、評価損益の増減に一喜一憂しないこと。また、投資する・しないの判断や、投資金額を都度考えたりといった判断をなるべく行わず、積立の自動引き落としのように、「ほったらかし」でも自動的に一定額の運用を継続すること。そして、「ほったらかす」ぐらいの中長期的な視点で運用してみてはどうでしょうか、ということです。

資産運用に対する間違ったイメージ

ファイナンシャルプランナーとして、資産運用未経験の方や資産運用経験の少ない主婦の方々を対象にした資産運用講座の講師を務める機会があるのですが、受講者の方々に資産運用に対するイメージをお伺いすると、資産運用をしている人=専門家、毎日経済指標や相場を確認しないといけない、あるいはパソコンを一日中見つめて売り買いを頻繁にしているといったイメージをお持ちの方も少なくありません。また「資産運用にはまとまった金額が必要」と思われている方が非常に多いのです。

ほったらかし・少額でも資産運用はできる。やるなら少しでもはやく。理由は、

資産運用を行うといっても逐一マーケットを見ている必要はありません。また一度にまとまったお金が絶対に必要というわけでもありません。「積立」という運用方法であれば、少額から資産運用が可能です。新生銀行の「投信積立」なら、毎月5千円から積立ができます。それよりも、継続することのほうが、大切だと考えています。
マーケットが変動し投資対象の価格が上下しても、一定の金額を継続して投資することで、購入できる口数が変化し、安いときは多く、高いときは少なく購入するため平均購入単価が平準化されるのが、この積立方法のメリットと言えます。またこの効果を活かすには継続が必要なのです。
また、特に積立運用をはじめるのは、タイミングを考えるよりも、すぐにでもはじめたほうが良いと考えています。今20代の方が30歳になるまでに●円貯めたいと思っているのなら、早く始めたほうが確実に運用投資額(購入口数)が増えます。いつはじめたらいいのでしょう?というご質問には、「今でしょ!(けっしてモノマネではなく)」、やるなら少しでもはやく始めて、どんどん貯めていったほうがいいのではないですか、とお伝えしています。

積立を活用した資産運用を始める際の注意点

ここまでの私の話で、「あ、私でもできそう。やってみよう」と思っていただけた方はいらっしゃるでしょうか?まずは少額から経験してみることも、資産運用には大事だと思っています。
ただし、注意してほしいこともあります。
積立を活用した資産運用に投資信託を活用する場合、投資信託は元本が保証されていません。運用経過については半年とか1年ごとに定期的に確認を行うようにしましょう。また、マーケットの変化を逐一ウォッチする必要はありませんが、たとえばテレビのニュースなどで報じられる日経平均株価や為替の情報は耳に入れるようにしてみてもいいかもしれません。特別なことをしなくても勝手に入ってくる情報で、ご自身の知識を積み立てることができると思います。
途中でどうしても心配になった時には、お取引している金融機関に相談するようにしてください。たとえば、新生銀行のホームページには、運用をはじめた方に向けた情報や、専門的な情報まで役立つ情報がたくさん用意されています。それらを参考に読んでみるのもいいでしょう。

小学生でもわかる?

私は普段、二人の小学生の子育てをしながら、ファイナンシャルプランナーとしても活動しています。主に小学生を始めとする学生たち向けに「お金」「キャリア」「資産運用」教育を行う講師をしています。
お金・経済・金融商品について全く学んだことがない社会に出る前の学生や子供たちを対象に、社会の仕組みやお金の大切さを、お伝えしているのです。
当然ながら、これらの年代層に、おカネや経済、運用の難しい話をしても理解できるわけがありません。いつも、「自分の小学生の子供たちでも理解できる」ぐらいに、わかりやすい説明を心掛けています。今回も、できるだけみなさまにわかりやすく、積立を活用した資産運用について、ご紹介ができていれば幸いです。

投資信託一般について

 

執筆者プロフィール

株式、債券、金利、為替、REIT等、マーケットの変動がその価格等に影響を及ぼす金融商品を購入する際は、必ず個別金融商品の商品説明書等をご覧・ご確認いただき、マーケットの動向以外に、各金融商品にかかる元本割れなどの固有のリスクや各種手数料についても十分ご確認いただいた上でご判断ください。

  • 本稿は、執筆者が本人の責任において制作し内容・感想等を記載したものであり、新生銀行が特定の金融商品の売買や記事の中で掲載されている物品、店舗等を勧誘・推奨するものではありません。
  • 本資料は情報提供を目的としたものであり、新生銀行の投資方針や相場説等を示唆するものではありません。
  • 金融商品取引を検討される場合には、別途当該金融商品の資料を良くお読みいただき、充分にご理解されたうえで、お客さまご自身の責任と判断でなさるようお願いいたします。
  • 上記資料は執筆者が各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を新生銀行が保証するものではありません。

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