【プロに聞く】初心者がそろえるべきおすすめのキャンプグッズ

人ごみを気にすることなく日常を離れて自然を感じられると、今、キャンプを楽しむ人が増えています。しかし、初心者が一からグッズをそろえようとすると、「何を選んだらいいかわからない」「意外と費用がかかる」など、 悩む人も多いようです。
そこで今回は、キャンプ用品メーカー・コールマンジャパン株式会社で広報を担当する梅園さん、酒井さんに、これからキャンプを始める人がまず買うべきキャンプ用品について教えていただきました。

キャンプを始めるならどんなグッズを用意する?

――新型コロナウイルスの影響で、キャンプを始める人が増えているそうですね。

梅園さん(以下、敬称略):

はい。アウトドアなので換気を気にする必要がないですし、ソーシャルディスタンスを保つこともできますからね。 動画投稿サイトなどで、著名人がキャンプの魅力を発信していることもあり、当社にも多くのお問い合わせをいただいています。

――キャンプというと、まず思い浮かぶのはテントです。ファミリーでキャンプを始める場合、最初にテントを買ったほうがいいのでしょうか。

梅園:

何をしたいかにもよりますね、まずは外で寝泊まりがしたいのか、アウトドアでご飯が食べたいのか。最初はコテージに泊まってもいいし、テイクアウトした食事を持ち込んだっていいんです。 少しずつ、やりたいことに合わせてグッズを増やしていただければと思います。
その上で、キャンプ初心者がそろえたいグッズをご紹介します。

■キャンプ初心者がそろえたいグッズ

  • 寝袋(シュラフ)
  • マット
  • ランタン
  • ファイアーディスク(焚火台)
  • ガスコンロ
  • テーブル
  • チェア
  • クーラーボックス
  • 調理器具
  • 食器
  • カトラリー
  • ワゴン

最初に購入するなら、寝袋やマットなどの寝具がおすすめです。直接肌にふれる寝具はレンタルするのに抵抗がある方も多いですし、テントを張らずコテージに泊まる場合でも、寝具は必要です。
ちなみに、テントなど大型のキャンプグッズは、レンタルできることが多いので、最初から購入する必要はないかもしれませんね。

――寝袋は種類もたくさんあって、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。

梅園:

体をすっぽり包み込む「マミー型」と、長方形の「封筒型」がありますが、ファミリーでキャンプをするなら快適に過ごせる封筒型がおすすめです。 コールマンの「マルチレイヤースリーピングバッグ」は、三層構造になっていて、季節に合わせて暖かさを調節できるので便利ですよ。

マルチレイヤースリーピングバッグ

――寝袋の下に敷くマットは、あったほうがいいのですか?

酒井さん(以下、敬称略):

寝袋を直に置くと、地面から冷気が上がってきたり、ゴツゴツして体が痛くなったりすることもあります。快適に過ごすためには、マットを用意したほうがいいですね。 簡易的な物から、ベッドのようにふかふかな物まで、さまざまな種類がありますが、厚すぎても持ち運びが大変です。
初めは、5cmくらいの厚さのスタンダードな物が扱いやすいと思います。コールマンの「キャンパーインフレーターマット」なら、丸めてコンパクトに収納でき、使うときには空気を入れて寝心地をアップできるのでおすすめです。

キャンパーインフレーターマット/シングルIII

夜を過ごすのに欠かせないランタン

――寝袋とマットをそろえたら、次は何があると便利でしょうか?

酒井:

全体を照らす大きなランタンのほか、懐中電灯やヘッドライトなどもあると便利ですね。キャンプ場の夜は真っ暗になることもありますから、夜を過ごすのに灯りは必須です。 ガソリンやガスを使った本格的なランタンは人気がありますが、テント内で使えないという難点があります。初めて購入するなら、安全で扱いやすいLEDランタンがおすすめです。

コールマンの「クアッド マルチパネルランタン」には、取り外しができる4枚の発光パネルが付いています。パネルを取り外して持ち運び、懐中電灯代わりにすることもできるので使い勝手がいいですよ。 USBポートで携帯の充電もできますので、キャンプだけでなく、災害対策として準備される方も多いです。

クアッド™マルチパネルランタン

テントにも「寝室」と「リビング」が必要

――いよいよテントを購入するときには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

梅園:

まず知っていただきたいのは、キャンプにも「寝室」と「リビング」が必要ということです。全体が布で覆われたテントは、夜眠るための場所。 このほかに、日差しや弱い雨をさえぎる「タープ」を立てて、自然の開放感の中で食事をしたり、昼間はのんびり過ごしたりするのが一般的です。
とはいえ、初心者にとって、テントとタープを両方立てるのは時間がかかり、ハードルが高いもの。コールマンでは、テントとタープが一体化した「タフスクリーン2ルームハウス」や「タフオープン2ルームハウス」などのテントを用意しています。 コールマンのテントは、換気用の窓や出入り口を大きくとっている物が多いので、通気性が良く、開放感を感じられるのが特徴です。

一般的に、大きいテントは扱いが難しく、上級者向きです。テント売り場に行くと、つい大きいテントが欲しくなってしまうかもしれませんが、収納スペースや持ち運びやすさも考慮して、使う人数に合ったテントを選ぶのがおすすめです。
屋外で使い終わったテントは、結露などで濡れているので、必ずしっかり乾かしてからたたんでくださいね。

タフスクリーン2ルームハウス

タフオープン2ルームハウス

焚き火はマナーを守って楽しむ

――キャンプの楽しみといえば、やはり食事です。屋外で料理をするには、どんなアイテムが必要ですか?

酒井:

焚き火をするなら、「ファイアーディスク」が便利です。シンプルな形状なので、初心者でも簡単に焚き火を楽しめます。上に付属の網をのせて魚を焼いたり、ダッチオーブンをのせて料理したりすることもできますよ。
地面で直接焚き火をすることは多くのキャンプ場で禁止されているので、ルールを守ってください。土や芝生を傷めないよう、焚き火台の下に敷く耐火シートも用意すると安心です。

ファイアーディスク™

梅園:

ただし、ちょっとお湯を沸かしたいときでも、慣れていない人が火を起こすのは大変です。ガスボンベ式のバーナーストーブも用意しておくと、自宅のガスコンロのように手軽に調理ができます。
「パワーハウスLP ツーバーナーストーブ II」には風よけが付いていて、火力調節もできるので、初心者でも使いやすいです。

パワーハウス®LP ツーバーナーストーブ II

テーブルウェアやクーラーボックスは日常使いできる物を

――キャンプ用の調理器具や食器は、どんな物を選べばいいですか?

酒井:

いろいろな調理器具がありますが、初心者には、持ち運びやすく、自宅でも使える物が便利です。「アルミクッカーセット」は、取っ手を外し、重ねて収納できるのでかさばりません。これひとつで、基本的な料理はだいたい網羅できます。

アルミクッカーセット

梅園:

キャンプの様子を写真に撮って、SNSなどに投稿する人が増えています。おしゃれな食器は気分が上がりますし、SNSで「映える」効果も狙えます。コールマンで人気があるのは、「エナメルディシュウェアセット」。白のほうろう食器です。
木製の柄が付いた「カトラリーセットIV」も定番の商品。割り箸や使い捨てのスプーンやフォークでも悪くないとは思いますが、キャンプではゴミを持ち帰るのがマナーなので、できるだけゴミが出ないようにしたいです。 そういった意味でもおすすめですね。キャンプだけでなく、オフシーズンには自宅でも使えます。

エナメルディシュウェアセット

カトラリーセットIV

――本格的に料理をする場合は、食材を運ぶクーラーボックスも必要ですね。

酒井:

クーラーボックスには、頑丈な素材で保冷力の高いハードタイプと、やわらかい素材でできたソフトタイプがあります。これもつい、カッコよさから大きいハードタイプを選びたくなるかもしれませんが、自宅では案外場所をとります。
その点、ソフトタイプは普段の買い物に使えますし、折りたたんで収納することも可能です。「アルティメイトアイスクーラーII」は、ソフトタイプですが保冷力が高く、汚れたら洗うこともできるので、日常使いにも便利ですよ。

アルティメイトアイスクーラーII/35L

梅園:

個人的には、ソフトタイプを2つ用意して、使い分けるのがおすすめです。クーラーボックスは開け閉めするたびに中の温度が上がってしまうので、1つ目のクーラーボックスは1日目に使う食材、 2つ目のクーラーボックスは2日目に使う食材などと、分けて収納しておくと食材の鮮度を保つことができます。

ファミリーキャンプを快適にするキャンプグッズ

――キャンプ用のテーブルや椅子は、あったほうがいいですか?

酒井:

ファミリーキャンプの場合、用意したほうが快適に過ごせると思います。「フォールディングリビングテーブル 120」は、折りたたみ式で約5.5kgと軽いため、女性一人でも持ち運びできます。脚の高さを変えてローテーブルとしても使えるので、小さいお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
キャンプ用椅子もいろいろな種類がありますが、安定感がある物が使いやすいと思います。「ツーウェイキャプテンチェア」は、2段階の高さ調節ができる定番の商品です。

フォールディングリビングテーブル 120、ツーウェイキャプテンチェア

――そのほか、ファミリーキャンプにおすすめのグッズがあれば教えてください。

梅園:

ファミリーキャンプではどうしても荷物が多くなるので、「アウトドアワゴン」があると便利です。最大約100kgの荷物を積んでも、女性一人の力で動かすことができます。 例えば、マンションに住んでいて、自室から車まで荷物を移動するとき、駐車場とキャンプサイトが離れているときにも、ワゴンが活躍します。
お子さんのいるご家庭なら、普段の外遊びやピクニックでも、かさばる荷物を積んで使えますよ。

アウトドアワゴン

ルールを守って、楽しいキャンプを

――初心者がキャンプをするときに、気を付けるべきことはありますか。

酒井:

特に注意が必要なのは、火器の使い方です。事故を防ぐため、テントの中で火を使わない、カセットコンロを2つ並べた状態で鉄板をのせないなど、使用上の注意を必ず守ってください。 また、ゴミの分別や後片づけ、環境や周囲の人への配慮など、基本的なマナーを守ることも大切です。
コールマンジャパンでは「グッドキャンパーの心得」として、キャンプを楽しむための10ヵ条を皆さんにご提案しています。ぜひ参考にして、キャンプを楽しんでもらえたらと思います。

梅園:

「キャンプは子供が小学生になってから」と考える人も多いようですが、年齢なりの楽しみ方があります。あまり難しく考えず、気軽に出掛けてみてください。 私は、自分の子供が赤ちゃんの頃から、ずっといっしょにキャンプを楽しんできました。子供は12歳になりましたが、今では一人でテントを立てられるんですよ。
最初から張り切らなくても、お湯を注いだだけのカップラーメンだって、屋外ではとてもおいしく感じられます。キャンプの醍醐味は「失敗」です。いつもと違う環境でご飯が焦げたり、忘れ物をしたり、 トラブルが起こるからおもしろいのだと思います。家族や仲間といっしょに知恵を絞って工夫しながら、ぜひキャンプを楽しんでください。

<プロフィール>
梅園あい(うめぞの・あい)
コールマンジャパン株式会社 マーケティング本部 アクティベーショングループ PRマネージャー

酒井彩香(さかい・あやか)
コールマンジャパン株式会社 マーケティング本部 アクティベーショングループ プレス

  • 執筆者が本人の責任において制作し内容・感想等を記載したものであり、新生銀行が特定の金融商品の売買や記事の中で掲載されている物品、店舗等を勧誘・推奨するものではありません。
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  • 上記資料は執筆者が各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を新生銀行が保証するものではありません。

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