【ソロ活のススメ vol.3】ボードゲームカフェの世界を覗いてみた!

食事やアミューズメントなどを一人で楽しむ「ソロ活(ソロ活動)」に注目が集まっています。ソロ活初心者のために、その魅力や実情を調査するシリーズ「ソロ活のススメ」。
第3回は、ボードゲームを一人でも楽しむことができる「ボードゲームカフェ」を体験レポートします。

▼第1回はこちら
【ソロ活のススメ vol.1】一人しゃぶしゃぶ専門店に行ってみた!

▼第2回はこちら
【ソロ活のススメ vol.2】はとバスツアーに一人参加してみた!

世界中で今、大人気!「ボードゲーム」とは?


ビデオゲームが主流の昨今、ボードゲームはひと昔前の物と思いきや、近年その人気は世界中で高まっています。ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE 渋谷本店」も、連日多くのお客様で賑わっているお店のひとつ。

まずは店長の野崎雄斗さんに、ボードゲームの定義について聞いてみました。

「海外では、人生ゲームのようなボードゲームのほか、カードゲームやジェンガなどのバランスゲーム、将棋、オセロといったものが、まとめてボードゲームという扱いになっています。一部、例外もありますが、基本的には電源を使わず、カードや駒などのアナログな道具を使って遊ぶゲームのことを指します。 最近は、ドイツゲームという言い方もしますが、世界の中でも特にドイツはゲームが盛んな国であり、ドイツ発祥のボードゲームが多いことから、総称として呼ばれているんです」

JELLY JELLY CAFE 渋谷本店で扱っているボードゲームは、約960種類。日本では、ボードゲームといえば人生ゲームといったイメージがありますが、「その概念を変えたい」と、あえてこのお店では置いていないそうです。多種多様にあるというボードゲームの魅力は、いったいどこにあるのでしょうか。

「一番の魅力は、やはり人と人が実際に顔を合わせて、カードや駒にふれながら遊べることだと思います。それに、何より大人になると、テーブルの上で何かを使って遊ぶ機会って少なくなると思うんですが、いくつになっても楽しめるのが、ボードゲーム最大の魅力だと思います」

客から店長になったという野崎さんも、その魅力にハマった一人。

「僕の兄がボードゲーム好きで、遊んでいたのを見ていたので、自分でも買ってみたんです。それが、ドイツゲームの中でも有名な『カタンの開拓者たち』でした。実際に遊んでみると、とにかくおもしろくて。
それからボードゲームカフェの存在を知り、訪れたのがJELLY JELLY CAFE 渋谷本店です。本格的に店に通うようになり、店員さんとも仲良くなったときに、新店舗のスタッフに誘われたのがきっかけで、ここで働くようになりました」

野崎さんもお気に入りの「カタンの開拓者たち」は、カタンという無人島を舞台に、拠点となる開拓地で家を建て、島全体を開拓していくもの。対象年齢8歳~、プレイ人数3~4人。大人も夢中になるという、JELLY JELLY CAFE人気No.1のゲーム。

野崎さんが客として通い始めた頃は、まだ1店舗だったというJELLY JELLY CAFEも、今では都内7店舗、全国で12店舗を展開。これだけでも、現在のボードゲームの人気ぶりがわかりますが、近年は「ゲームマーケット」というボードゲーム専門の大規模なイベントも、東京や大阪などで年3回開催されているそうです。

「ゲームマーケットでは、出展者が制作した、さまざまなジャンルのボードゲームが展示・販売されています。出展者は国内外の企業だけでなく、個人で参加されている人もいますよ。
遊ぶだけにとどまらず、自分でゲームを作るという楽しみ方ができるのも、ボードゲームの魅力だと思います」

ボードゲームは一人でも楽しめるってホント?

誰しも、家族や友人とボードゲームで遊んだ記憶はあるでしょう。しかし、多くの人は、自宅または友人宅にて、複数人で遊ぶというイメージがあるかと思います。
実際、ボードゲームカフェを訪れる人は、どんな理由や目的で足を運ぶのでしょうか。

カフェの店内には、所狭しとボードゲームがずらり。

「家で遊ぶとなると、自宅に人を呼ばなければいけないので、その準備が必要になりますが、ここなら気軽に集合して遊ぶことができます。また、これだけの種類がそろっているので、ゲームを購入したり、保管しておいたりする必要もないですし、来店するたびに違ったゲームで遊べるのがいいとおっしゃってくださる人が多いですね」

カフェには、ボードゲームに精通したスタッフがいることで、こんなメリットもあるそうです。

「遊んだことのないゲームでもチャレンジしやすいように、僕らスタッフが最初にルールを説明します。あとは、『こんなゲームで遊びたい』といったご希望や、おすすめを教えてほしいといったリクエストにも、お応えすることが可能です。
当店のお客様は、『今日はこのゲームで遊ぼう!』と最初から決めている人より、『何かおすすめある?』といった感じで、ボードゲームで遊ぶことを楽しみに来てくださる人が多い印象ですね」

「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」は、10秒でプロポーズの言葉を考える大喜利ゲーム。仲間と盛り上がること間違いなし!対象年齢13歳以上、プレイ人数3~6人。

「ベストアクト」は、お題カードに書かれたテーマに合わせて各自で演技を競うパーティゲーム。対象年齢8歳以上、プレイ人数3~8人。

ここで筆者は、「ボードゲームは一人で遊ぶことができるのか」「ボードゲームカフェに一人で来て楽しむことはできるのか」といった疑問がわきます。この問いに対して、野崎さんは笑顔でこう答えてくれました。

「もちろん、お一人様でも問題なく遊べます!最近は、一人用のゲームもたくさん出ていますし、複数人で遊ぶゲームを一人でやる方法もあります。
当店は、お一人で来られる人が多いので、お一人で来られた人ばかりでチームを組み、1つのゲームをプレイされたりします。あるいは、どなたかと相席したい場合は、その旨をスタッフに言っていただければ、ほかのお客様でご相席OKとされている人をご紹介したりもします。最初はお一人でいらした人が、同じく一人でいらした人とここで出会っていっしょにプレイしたのを機に、次回からお二人でいらっしゃることも珍しくありません。

こうしたご相席は、基本的にどの時間帯でも大丈夫です。でも、もし一人が不安という人は、当店で定期的に設けているイベント『相席ナイト』であれば、相席OKの人が多くいらっしゃいますので、安心してご利用いただけると思います」

JELLY JELLY CAFE 渋谷本店を利用する人の年齢層は、10代の学生から30代、40代の社会人まで幅広いのが特徴。基本、毎週火・木曜に開催される相席ナイトは、18時から23時までの5時間利用で税込1,650円(1ドリンク付き/食べ物の持ち込み自由)とリーズナブルな上、途中入退場も自由のため、大好評のイベントだそうです。

ソロ活で体験!ボードゲームを一人で遊んでみた結果は…?

ボードゲームの魅力やカフェの利用方法について伺いましたが、「聞くのとやってみるのとでは大違い!」ということで、実際に一人で遊んでみることにしました。この時点での筆者の心境は、「ボードゲームは一人でも遊べることは理解できたけれど、本当に楽しいの?」というものでした。

野崎さんが最初に紹介してくれたのが、日本で誕生した一人専用カードゲーム「シェフィ -Shephy-」です。パッケージはもちろん、カードに描かれた羊のイラストがかわいらしいゲームで、絵柄がそれぞれ異なるところに、デザイン性や製作者のこだわりを感じます。
ルールは、1匹の羊を1,000匹に増やすと勝ちという、シンプルなもの。羊を増やすには、イベントカードと呼ばれる手札に書かれた指示に従う必要があり、イベントカードを3回使いきり、羊が1,000匹に満たない場合は負けとなります。

「シェフィ -Shephy-」はアナログゲームだけでなく、スマホアプリでも遊ぶことができる。対象年齢12歳~、プレイ人数1人。

野崎さんに遊び方を教えていただき、いざプレイ開始!シンプルで単純なルールなので、簡単に1,000匹を集められるのではと思っていたのですが…。あれれ?む、難しい。なかなか羊は増えませんし、イベントカードの指示によっては、せっかく増やした羊が激減してしまうことも。
また、闇雲にイベントカードを使っていくうちに、さっきのカードを残しておけば良かったと思うことや、一見不利に思えたカードが後になって活躍することもわかり、羊1匹をただ1,000匹に増やすという単純なゲームの中に、頭を使う要素が盛り込まれているのを実感します。

気付くと一人で「やったー、羊ゲット!」「あ〜、やられた〜!」と、一喜一憂しながら夢中で遊んでいました。結果は、MAXで増やせた羊は1,000匹には程遠い21匹。控えめに言ってもこれはハマりました。一人であることを忘れてしまうくらい、没頭します。
JELLY JELLY CAFEでは、ボードゲームの販売も行っているとのことで、思わず買って帰ろうかと思いました(売り切れ中で買えなかったのが残念です)。

続いて、野崎さんがおすすめしてくれたのは、「KATAMINO(カタミノ)」というフランス生まれのパズルゲーム。さまざまな形のピースを組み合わせ、限られた空間を埋めるという、子供の知育玩具としても人気のゲームです。

フランス生まれの知育ゲーム「KATAMINO」。対象年齢3~99歳、プレイ人数1~2人。対戦して遊ぶこともできる。

木製のボードにカラフルな20個のピースがセットになっていて、インテリアとしてそのまま部屋に飾っても良さそうです。しかし、こちらもやってみると一筋縄ではいきません。
一番やさしい3×5マスを3つのピースで埋める問題はすぐにクリアできたのですが、次の4×5マスを4つのピースで埋める問題になった途端、全然埋められません。何回試してもクリアすることができず…。

「ん?どうなってるの…?」

この「KATAMINO」は、全500問で3万6,057の組み合わせがあり、ボードを埋める遊び方以外にも、指定された形に合わせてピースを組み合わせたり、ピースを重ねて立体的なパズルを作ったりすることもできるのだとか。これだけいろいろなパターンがあれば、一生遊んでいられるかも…。
遊びながら発想力や集中力が鍛えられるのも魅力的ですが、「木製のピースに実際にふれて動かすことが、こんなにも刺激的かつ心地いいものなんだ!」という、意外な発見もありました。

短い時間ながらボードゲームの世界にふれた結果、当初の半信半疑な気持ちはどこへやら、すっかりその魅力にハマってしまいました。
ボードゲームは一人でも十分に楽しめることに気付いただけでなく、複数人でプレイするゲームや、ストーリー性に富んだゲーム(クリアまで3日かかるゲームもあるそうです)もやってみたいという願望がわいてきました。近々、相席ナイトにも参加してみようと思います!

※2021年3月に取材しました。

<ソロ活評価表>

難度 ★☆☆
孤独感 ★☆☆
ストレス発散度 ★★★
目からウロコ度 ★★★
充実度 ★★★

<紹介文>
JELLY JELLY CAFE 渋谷本店

初心者向けの簡単なルールのものから、上級者向けのヘビーなものまで、世界中のさまざまな種類のボードゲームが誰でも手軽に遊べるボードゲームカフェ。渋谷本店は、定員40人程のスペースで、一人でも大勢でもボードゲームを自由に楽しめる。

JELLY JELLY CAFE

 

執筆者プロフィール

  • 本稿は、執筆者が本人の責任において制作し内容・感想等を記載したものであり、新生銀行が特定の金融商品の売買や記事の中で掲載されている物品、店舗等を勧誘・推奨するものではありません。
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